・老犬介護士の楽しさややりがい、魅力を知りたい人
・動物に関わる仕事を知りたい人
老犬介護士は、大切な命を預かる重要な仕事です。
責任感と根気強さが必要であり、犬が好きというだけでは続けることが難しい職業といえるでしょう。
では、なぜ老犬介護士として働いている方はイキイキとしているのでしょうか。
今回は、その理由である老犬介護士として働く楽しさややりがい、魅力についてお話します。
老犬介護士の楽しさとやりがいは?
まずは、老犬介護士として働く楽しさとやりがいについて解説します。
犬好きの人とのコミュニケーション
老犬介護士として働いていると、飼い主さんや一緒に働いているスタッフとコミュニケーションを取る機会が多くあります。
全員が犬好きという共通点があるので、話に花が咲くことも多いようです。
人脈を広げて信頼関係を築いていくことも、楽しさややりがいの1つといえますね。
老犬と過ごす穏やかな時間
老犬は若い犬に比べると、おっとりとした性格、ゆったりとした動きのことが多いので、穏やかな時間を過ごせるでしょう。
もちろんお世話で大変なことも多くありますが、癒されるかけがえのない時間を過ごすことができます。
飼い主さんからの感謝
老犬介護士は犬の介護だけではなく、飼い主さんのサポートも重要な業務です。
飼い主さんと愛犬が快適に過ごせるように環境の改善を提案したり、悩みや不安を共有することでメンタル面のサポートをしたりと、その内容は多岐にわたります。
これらは、飼い主さんから信頼されることで成立する仕事です。
そんな飼い主さんから笑顔と感謝の言葉を受け取ることができれば、とてもやりがいを感じることができるでしょう。
リハビリの効果が出てきたとき
老犬になると、今まで問題がなくできていたことが難しくなり、日常生活に支障が出てしまうことが多くあります。
しかし毎日リハビリを続けることで、ある程度の回復が見込める場合もあるのです。
老犬介護士は、回復を促すためのリハビリをどのように進めるかという検討から始め、老犬や飼い主さんと二人三脚で行っていきます。
リハビリの効果が出ることで、ふたたび犬がイキイキと過ごせるようになったときに非常に嬉しく思う方が多いようです。
老犬介護士の魅力は?
次に老犬介護士として働く魅力をご紹介します。
活躍の場が多く、独立開業も可能
老犬介護士はその知識の豊富さから、就職できる施設が多くあります。
老犬ホームはもちろん、動物病院やペットホテル、ペットシッターなど、多くの場所で活躍することが可能です。
独立して老犬ホームを開業することや、老犬を専門とした訪問介護を始めることもできます。
その場合は、時間を自由に使うこともできるというメリットもあるようです。
多くの経験が自分自身の成長につながる
飼い主さんと愛犬との絆や別れを間近で見る仕事なので、命との向き合い方や大切さをより強く考えることになり、自分の成長につながっていきます。
また、人も犬もそれぞれ違う個性を持っているので、対応力も養うことができます。
自身の愛犬の老後に役立つ
老犬介護士の資格を持っていれば、愛犬に介護が必要になっても適切な処置をしてあげられるでしょう。
実際、愛犬のために資格を取得する方は多く、その延長で老犬介護士として働き始める方もいるようです。
いかがだったでしょうか。
判断力や責任感が必要な老犬介護士ですが、それ以上の楽しさややりがい、魅力があります。
介護は犬を飼っている方には身近な事柄です。
気になる方はぜひ資格を目指してみてくださいね。