ブリーダーに必要なスキルや適正とは?

犬の繁殖を中心に働くブリーダー、命を扱う責任ある仕事なため、身に着けておきたいスキルやブリーダーとしての適性もあるので説明していきます。

ブリーダーを目指すのに必要なスキルとは?

犬の繁殖には「交配」を行います。交配時期や遺伝性についての知識、カラーや個体の大きさなど理解することが重要です。

犬の種類や知識の理解

犬種は多く、それぞれの特性を理解しておく事がブリーダーには必要なスキルになります。

例えば「アメリカンコッカースパニエル」という犬種について、大きさは中型犬、存在目的は狩猟犬、カラーはバフ・ブラック・トライ・パーティーなど豊富にあり、交配相手によっても生まれてくる子犬の大きさや色に関係が出てきます。

また、交配の時期を外してしまうと、妊娠しないため、毎日犬を見ながら微妙な状態変化を判断する長年の経験・スキルが必要な仕事でもあります。

犬の病気への知識の理解

交配以外にも毎日犬のお世話をするのがブリーダーの仕事。

犬種によりかかり易い疾患もあり、例えば「トイプードル」は足が細く股関節脱臼しやすいため管理する上で他の犬より注意しなければなりません。

このように犬種により注意すべき個所に違いがあるため、ある程度病気への知識を身に着けることで、犬を守ることにつながる必要なスキルと言えます。

犬とのコミュニケーション力

雨の日も風の日も、暑い日も寒い日もブリーダーの仕事に休みはありません。

同じことを繰り返し行う仕事であり、犬とのコミュニケーション無くして成り立つ仕事でもありません。

犬にとっていつもみてくれるブリーダーはあなた一人。犬から大切な訴えを受け止める仕事です。

普段からコミュニケーションを取ることで、心と体など色々な変化に気が付くことが出来るため、しっかりとしたふれあいが必要となります。

ブリーダーとしての適正は?

命と向き合う仕事のブリーダー。しっかりとした心構えがたいせつですので、どんな適正が必要なのか説明していきます。

責任感のある人

生まれてすぐに病気になる子犬、母犬が病気になって看護が必要になる事もありますので、どんな状態になっても最後までやり通す責任感のある人でなければ出来ません。

交配の時に嫌がって噛みつく犬、お産の時に苛立って噛む犬、ブリーダーが間に入ってお世話することもあるので、噛まれるから出来ない、で済む仕事でもありません。

犬が元気に育つまで、責任をもって取り組む心構えが必要です。

忍耐力のある人

ブリーダーの仕事は困難なお産の場合には立ち合い、危険なく出産できるか見届けます。夜中に産気づいて、5~6頭近く出産があれば、夜通しとなります。

無事に生まれても朝からは他の犬たちのお世話があるため休息はありません。

病気で看病を必要とする犬がいれば、他の作業の合間に様子を見ながら仕事をするので、1日忙しく忍耐力も必要になります。

子犬の育つ様子は喜びも大きいですが、その反面大変な事も多く、犬への知識や経験などのスキルとご自身の適性をよく考えて目指すことが大切です。