ドッグトレーナーはどんな練習をしている?またトレーニングに必要な道具とは

この記事はこんな人向け!
・ドッグトレーナー に興味がある人
・ドッグトレーナーの練習内容を知りたい人
・ドッグトレーナーのトレーニング内容を知りたい人

犬の年齢や犬種にもよりますが、しつけやトレーニングはなかなか難しいもの。そこでドッグトレーナーに依頼することもあるでしょう。

しかしドッグトレーナーはどのような練習をしているのでしょうか?またトレーニングの際に使っている道具についても紹介してみたいと思います。

ドッグトレーナーはどんな練習をしている?

ドッグトレーナーの仕事には、しつけや社会化を目指す内容と、犬の特性を生かした特殊訓練があります。まず基本的なしつけの練習から見ていきましょう。

子犬の社会化を目指す

子犬が成長して成犬になっていく過程の中で、暮らす環境に応じた社会化が必要となってきます。社会化期と呼ばれる時期にルールをきちんと教えるべきなのです。

散歩や外出の際に、外部からの刺激によって不安や恐怖を感じることがあるため、これを克服しなければ無駄に吠えたり怖がったりするケースがあります。

例えば走っている車やバイクの騒音、にぎやかな人の声、他の犬がいる場面など、あらゆるシーンで慣れさせる必要があります。

特に他の犬と触れさせておかないと、将来ドッグラン等へ行った際に威嚇したり攻撃的になる場合もあるため注意が必要です。

また、この時期にはトイレトレーニングやクレートトレーニングなども済ませておきたいところですね。

公共の場で散歩できるようにする

犬は猫と違って、外出することでストレスを発散させています。そのため毎日の散歩は欠かせません。しかし、飼い主に従順でなければリードを引っ張ったり、動かなくなったり、衝動的な行動を取ることもあるため、基本的なトレーニングは必要不可欠なのです。

リードを短く持って常にトレーナーに付き従わせ、時おり名前を呼びかけながらアイコンタクトを取ります。

また信号待ちの際にはきちんと止まってオスワリできるようにします。この時も的確なコマンドを与えて従わせます。

問題行動の改善

しつけができずに成犬になると、飼い主の言うことを聞かなかったり自分本位の行動を取ることが多く、拾い食いや無駄吠え、リードの引っ張りといった問題行動へと発展します。

成犬になったからといって改善しないということではありません。多くのドッグトレーナーの場合、動物行動学に基づく知識と経験が豊富のため、成犬であってもしつけは可能なのです。

基本的にはきちんとアイコンタクトを取ること、そして主従関係を認識させて信頼を築くことでしょう。

もちろん体罰はいけませんが、時として短くきつめに叱ることもあります。

飼い主へのフィードバック

犬の状態、トレーニングの進捗度、しつけのコツなどを飼い主さんへフィードバックすることも大切な仕事の一つです。

ドッグトレーナーと犬が信頼関係を築けても、飼い主さんと犬がそういった関係にならなければ意味がありません。

適切なアドバイスが不可欠だと言えるでしょう。

ドッグトレーナーが使っている道具とは?

犬の訓練士は別として、一般的なドッグトレーナーが使っている道具は特別なものではありません。しかしトレーナーごとにトレーニングの方法も違うため、どの道具を使うかはトレーナー次第となります。

ハーネスはあまりトレーニングに向いていない

ハーネス、いわゆる胴輪は犬の体に負担が掛からないようにするためのもの。もし散歩中の引っ張りなど問題行動がある犬ですと、あまり向いていないと言えるでしょう。

ドッグトレーナーが好んで使うのはやはり首輪でしょうか。もしくはフロントフックになっているハーネスとなります。

ホイッスルまたはクリッカー

犬が正しい行動をした場合、オヤツと一緒に鳴らすと効果的です。「良い行動をすると良いことが起きる」という犬の行動原理を利用するわけですね。

また犬の注意を引いたり、集中させたい時などにも役立ちます。

トレーニング用ポーチ

腰からぶら下げるタイプのポーチで両手がフリーの状態となります。口が広めで底の浅いものが好まれるようです。オヤツやホイッスルを出したり、折り畳みの水飲みを入れるのに適しています。

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