・動物飼育員のやりがいについて知りたい人
・動物園などで働きたい人
動物飼育員として働きたい人もいるでしょう。動物に接することのできる仕事の中でも飼育員は世話をするので長い時間一緒に過ごすことが可能です。仕事内容も動物の命を預かっているため忙しく、計画的に動く必要があり、やりがいも十分感じることができます。
ただ「具体的にどのようなやりがいを感じることができるの?」と疑問を感じることもあるでしょう。飼育員のやりがいを感じることで仕事としての選択も前向きに考えられるはずなので紹介しましょう。
全4回にわたってお送りいたします。今回は、今回は動物飼育員のやりがいについて②です。
動物飼育員として働くやりがいは何があるの?②
動物の世話をして信頼関係を築くことができる
飼育員は動物が快適に過ごすことができるように、世話をすることが主な仕事です。動物の世話はエサをあげることや掃除などをすることであり、重労働になることもあるので大変な部分もあります。しかし、自分の世話によって動物が快適に過ごして病気などの問題が無いようなら、自分の世話のやり方に自信を持つことができ、やりがいを感じることができるでしょう。
また、動物は言葉を喋ることができなくてもコミュニケーションを取ることができます。動物に優しく語りかけることや世話をして長く一緒にいると、信頼関係を築くことができて仕事をするのが楽しみになってくるでしょう。世話を通じて信頼関係が築ければやりがいを感じることもできます。
小さな命が生まれる瞬間に出会える
飼育員として働いていれば動物の出産に立ち会う機会もあり、子供を産むサポートをしなくてはいけないことがあります。動物が妊娠して出産が間近になれば、飼育員も事態に備えて待機しておくことが必要です。
出産はスムーズにいかない場合もあるため、時には大掛かりな準備をすることもあるでしょう。もし、時間帯が深夜や早朝などの場合は、動物園に残ならなくはなりません。そうなると、飼育員自体も体力がきつくなることもありますが、無事に出産して小さな命が誕生した瞬間を見ることができれば感動することでしょう。
赤ちゃんは動物の種類によって特徴が違います。たくさん生まれることもあれば1匹のみの場合もあり、何日かは子供を別の場所に移して世話をしなくてはいけないこともあります。
そのため、生まれた後もサポートしなくてはいけませんが、元気に成長していく姿を見ることができれば、やりがいを十分実感することができます。生まれた動物の世話や瞬間に出会えるのは飼育員ならではの特権と言えるでしょう。
知識を活かして専門的な活動を行って貢献ができる
飼育員は動物園で働くことによってキャリアを磨いていくことができますが、同時に学習したことや体験したいことを活かしていろいろな分野で貢献することもできます。例えば、動物の生態を熟知したなら自然環境や動物の調査をするときに貢献することができる可能性もあります。
専門知識を持っているなら、どのような行動が安全で危険なのか伝えることができ、安全に調査を行うことに役立てられるでしょう。また、絶滅の可能性がある動物を保護するときに知識を役立てることも可能です。
調査以外に講演を行って子供たちに動物の生態を教えることもできるなど、飼育員としての経験を活用することができれば、大きなやりがいを実感できるでしょう。