老犬介護士になるには、どんな練習や道具が必要?

この記事はこんな人向け!
・老犬介護士に興味がある人
・老犬介護士に必要な練習や道具に興味がある人
・動物に関わる仕事を知りたい人

老犬介護士になるために必要なものは資格だけではありません。介護するための技術も必要ですし、介護で使う道具も不可欠です。そこで練習や道具に関して、これは外せないということを順次説明していきたいと思います。ぜひ参考にしてみて下さい。

足腰の弱いシニア犬を介護する場合

介護が必要な犬の状態もさまざまですから、ケースに応じた介護法を実践していきましょう。まず寝たきりではないものの、足腰が弱くて歩行に不安のあるワンちゃんの場合です。

歩行アシストハーネスがあれば散歩もラクラク

犬は年を取ると、後ろ足から弱ってきます。だからといって家の中に居たままでは、ますます筋力も衰えていくでしょう。少しずつでも歩かせることが重要です。

そこで歩行アシストハーネスが必要となります。犬の腰部分にハーネスを当てて巻き付け、随伴者が持ち手を持ったまま歩くわけです。大型犬の場合は体重があるため体力を使いますが、コツを掴めば意外に楽になるでしょう。

また後ろ足だけでなく、前足用、胴回り用なども販売されています。

犬のペースに合わせてゆっくりと

老犬介護士の資格を取得する場合、実技をおこなうコースもありますが、テキストと試験だけで取得するコースもあります。どうしても実際の経験が不足するため、なるべくモデル犬を用いた練習が必要となるでしょう。

また要介護犬を散歩させる場合、筋力を維持させることも必要ですが、無理に歩かせないことが大事です。犬のペースに合わせてゆっくりと歩を進めることがベストです。

散歩はどんな犬にとっても気晴らしやストレス解消になりますから、犬の気持ちになってみることをおすすめします。

寝たきりの高齢犬を介護する場合

寝たきりの犬の場合、すっかり筋力が衰えてしまっているため、運動させることはできません。少しでも楽な姿勢で寝かせ、なるべく床ずれを予防することが目的となります。

床ずれを予防する道具を揃えておく

人間もそうなのですが、皮膚の血流が滞る床ずれは辛いものです。定期的に体の向きを変え、床ずれを防止する措置が必要になってきます。とはいえ大型犬では寝返りさせることも大変ですから、胴回りにハーネスを付けて手でリフトアップし、体の向きを変えることも方法の一つです。

また犬を寝かせるためのシートは、体重が分散しやすいエアーマットやウォーターマットなどがあれば最適です。フカフカのマットでも構いません。

また体重の掛かりやすい足の内側も床ずれになりやすい箇所ですから、床ずれ防止サポーターを巻きつけておけば良いでしょう。

高齢犬の排泄補助

犬が排泄しようとしても姿勢を取れなかったり、うまくできない場合が出てきます。そういった時はなるべく排泄の姿勢をアシストし、自然な形で排便させることが必要になります。

またタイミングとして、いつも排泄している時間帯や、犬の仕草などをしっかりチェックしておくことが大切です。

また寝たきりになった犬の場合ですと、可能な限りおむつをしたほうが良いでしょう。これも排泄のタイミングを図っておき、頃合いを見ておむつを交換します。

おむつをする場合は、お尻周りの毛を短く切っておけば汚れても拭き取りやすいですし、清潔を保ちやすくなります。

自分で工夫してみることも大切

介護用品の多くは市販されていますが、コストや使い勝手などが違ってくるものです。市販品を使うことが確かにベストではあるのですが、自分の工夫やアイデアによって、いくらでも良い方法が見つかるのではないでしょうか。

練習法にしても同じです。マニュアル通りにするのが基本ですが、犬に個性があるように、最善の方法を考え付くのであれば、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。