・水族館飼育員に必要な資格について知りたい人
・水族館関連の仕事を知りたい人
幼いころ水族館を訪れて、水族館飼育員に憧れた人は多いと思います。
でも水族館飼育員って「どうやたらなれるの?」「何すればいいの?」と悩んでいる方や
「水族館飼育員になりたい」という夢に向かって努力している方に水族館飼育員になるには何が必要か?必要な条件をご紹介します。
水族館飼育員になるための資格とは?
一般的に水族館飼育委員になるためには、大学や専門学校で水生生物の飼育に関する専門知識を学び就職を目指します。
しかし、水族館飼育員になるために必須な資格や学歴はありません。
けれど、現実には水族館飼育員の求人数は極めて少なく、欠員が出たら求人するという募集がほとんどです。
このように狭き門となっている水族館飼育員なので、水生生物の飼育に関する専門知識の無い未経験者の採用は極めて難しいものとなります。
では、水族館飼育員になるために有利な条件とは何が必要なのでしょうか?
資格と学歴に分けてご紹介します。
資格
水族館飼育員のなるために必須ではないですが、取得したら有利な資格をご紹介します。
- 潜水士
潜水士とは「仕事として水中の潜るために必要な国家資格」です。
どんなに潜れる実技が出来ても潜水士の資格がないと水槽に潜ることは出来ません。
- スキューバダイビング(Cカード)
Cカードとは「ダイビングの知識や技術があることを証明する民間団体が発行する認定書」です。
水中での作業が多い水族館飼育員にとっては有利な認定となります。
- 学芸員
学芸員とは「博物館などにおける専門的職員に就くための国家資格」です。
なんで博物館?と思いますが、水族館の業務の中には研究・調査・収集・展示・保存・管理とあわせて社会教育施設での教育従事者が含まれます。
これは、学芸員の資格を取得していると有利になるのです。
- 獣医師
獣医師免許を持っていれば、水族館で病気の動物がいる場合に治療が出来ます。
しかし、獣医師になるには、獣医系の大学(6年制)で獣医師国家試験に合格する必要があります。
- 普通自動車免許
使用するしないにかかわらず求人要項に記載の多い事項になります。
学歴
水族館飼育員に有利な学歴は大きく分けて2つになります。
大学・短期大学
大学を選ぶときには、動物の飼育に関する知識、野生動物と自然環境の関係性について学べるように、動物系や海洋学系を選びます。
学費は国公立・私立によっても幅があり、初年度80万円~180万円程です。
大学では水生生物だけでなく、動物とそのまわりの自然環境まで専門的な最新の知識を学べ、広い意味での知識を得られます
専門学校
専門学校を選ぶときには、実習が豊富な専門学校を選びましょう。
専門学校は基本的には2年制でカリキュラムを組んでいるところが多く、学費も初年度で80万円~160万円程です。
専門学校では、実習体験や経験を豊富に用意されており、短期間で水族館飼育員に必要な経験と知識をえることができます。
まとめ
資格、学歴ともに必須では無いということがおわかりいただけたと思います。
水族館飼育員は体力的にも精神的にも疲労が大きい職業です。
その上、就職は狭き門で最終的には本人のやる気をみられることが大きくなります。
いつまでも「動物が好き」「飼育員になりたい」という情熱を持ち続けることが大切です。
しかし、資格や学歴は求人要項に記載されることがあるので、取得したら有利な資格としては、潜水士・スキューバダイビング・学芸員・獣医師・普通自動車免許などです。
水族館飼育員が狭き門だということは記載しましたが、情熱を忘れずに挑戦してください。
この記事が、水族館飼育員になりたいと考えている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。