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・トリマーの1日について知りたい人
・トリマーを目指している人
トリマーの1日はとても長いです。出勤はだいたい８～９時、退勤は１９～２０時頃となります。出勤後は開店準備と本日の予約の確認、開店後に来店された犬のカウンセリングを行い、預かり次第トリミングを開始します。空いた時間にお昼休憩を取り、午後また犬を預かりトリミングを行います。掃除やシャンプーの補充などもトリマーが行うため忙しい毎日ですが、とてもやりがいのあるお仕事です。
トリマーの仕事紹介！1日のスケジュールとは？
ここではトリマーさんの1日のスケジュールを解説していきます。
出勤のちに開店作業
出勤時間は勤務先により異なりますが、だいたい開店30分～1時間前に出勤します。開店前に、作業着に着替え、掃除やシャンプー・リンス、タオルの補充など行いつつ、本日のトリミング予約を確認します。犬や飼い主のオーダーによりカットの種類が異なり、必要なトリミング道具が異なります。準備をしながら、来店を待ちます。
予約のトリミング開始
予約されていた方が来店された時に、カウンセリングを行います。カウンセリングでは犬の体調の確認だけでなく、本日のカットについても詳しく聞きます。顔はどんなふうにするか、体、足、尻尾などにより被毛の長さや形はどうするかなど、しっかりカウンセリングをすることにより飼い主さんのイメージ通りのカットをすることができます。
トリミング中は大事な犬をお預かりしていることを忘れずに、犬から手を離さず、丁寧に接します。トリミング台は高く、犬が転落することにより骨折や最悪の場合亡くなることもあります。犬と接する時には、犬から目を離さないよう細心の注意が必要です。
空いた時間にお昼休憩
トリミングサロンでは、1日でたくさんの犬が来店されます。そのため、空いた時間にお昼休憩を取ります。ゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始などの長期休暇前の時期はとても忙しくなり、休憩を取る時間がないこともあります。
午後のトリミング開始
休憩後は、午後のトリミング開始です。午前同様飼い主が来店した時にカウンセリングを行い、犬を預かります。準備ができ次第カットを開始していきます。ダックスやチワワなどのシャンプーのみのグルーミング犬種であれば1～2時間程度で終わるため、1日に3，4頭、トイプードルやミニチュアシュナウザーなどのトリミング犬種は2～4時間程度かかり、1日で2，3頭トリミングを行うこともあります。
トリミングは回数を重ねるごとに、技術もスピードもあがります。ベテランのトリマーさんは1日に何頭もの犬の素早く仕上げることができます。
閉店作業・退勤
トリミングが終了したあとには、使った道具などをきれいにし消毒します。シャンプーやリンスなどを補充し、足りなくなった消耗品などの補充・発注なども行います。さらに、店内の掃除を行い、店内を清潔にします。来店されるペットはどんな病気を持っている可能性もあります。そのため、しっかり消毒し、店内での感染を防ぎます。
他にも、本日トリミングをした犬たちの情報を入力します。犬の性格や苦手とする部分、その犬が嫌がることなど細かく記載しておくことで次回に役立てていきます。トリミングサロンの営業時間にもより変動しますが、すべての業務が終了次第、30分～1時間後頃に戸締まりをして退勤します。
