トリマーの実情!トリマーの転職・離職率は高い?

この記事はこんな人向け!
・トリマーに興味がある人
・トリマーの転職・離職について知りたい人
・トリマーを目指している人

トリマーの仕事は離職率が比較的高いです。トリマーは体が資本なので、続けることが難しくなってしまうことも多いためです。トリマーから転職することは難しいように感じるかもしれませんが、動物業界だけでなく、一般企業でも働くことはできます。自分はどんな仕事をしたいのか考えてみるといいかもしれませんね。

トリマーの転職・離職率について

ここでは、トリマーの転職・離職率はどれくらいなのか、転職先にはどんなところがあるのか解説していきます。

トリマーはどんな仕事?

トリマーはペットをきれいに仕上げる犬の美容師さんです。一見華やかな仕事に見えますが、1日中立って働き、繁忙期には休憩もしっかり取れないほど忙しい仕事です。さらに、カットの技術は1日2日で身につくものではなく、何頭もの犬をカットし、技術を身につけるためには何年も続けていく必要があります。来店される犬は優しい犬だけでなく、暴れ、噛みついてくる犬もいて、犬に怪我をさせしまう可能性だけでなく、自分自身が怪我をしてしまうこともあるのです。

もちろんトリマーは辛いことだけではなく、カットした犬を見て飼い主さんが喜んでくれることや指名される、トリマーの技術の向上など嬉しいこともたくさんあります。

トリマーは転職できる?

トリマーの転職先としては動物業界だけでなく、一般企業もあります。トリマーとして働いていた・勉強していた経験を活かし、動物病院、ペットショップ、ペットシッターなどに転職するケースも多いです。

一般企業は事務職に転職するケースが多いようですが、最近では前職と全く関係ない仕事でも就職することができるため、トリマーだからといって動物業界だけでしか働けない、というわけではなくなってきました。

トリマーの離職率は?

正確には数値が出ているわけではありませんが、トリマーの離職率は高いです。就職してから3年程度続けることが理想ですが、数ヶ月で退職してしまう子も多いです。1年ほど続けることができれば、だいたい1年のペースをつかむことができますが、1年間続けられる子はあまり多くありません。

犬を預かった時に終了時間を伝えるため、トリマーは時間が勝負の仕事です。入社したばかりの頃はわからないことが多いため、失敗してしまうことも多く、他のスタッフに迷惑をかけてしまうこともあります。他にも、体を壊してしまうこと、アレルギーを発症してしまうこともあり、トリマーを辞めてしまう方もいます。

トリマーからの転職先にはどんなところがある?

トリマーからの転職先はとても多くあります。動物病院、ペットショップ、ペットシッターなどの動物関係の仕事だけでなく、一般企業事務、専門職などにも就職することが可能です。中には、大学卒でなければいけない、未経験NGなどの会社もありますが、最近では未経験でも問題なく働ける会社も多いです。

さらに、トリマーはブランクがあっても本人の努力次第で、復帰することも可能です。自分はどんな仕事をしたいか、どんな仕事が向いているのか一度自分自身と向き合い、考えてみましょう。

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