ブリーダーの給与や年収はどのくらいなのか気になるところですよね?形態や規模により収入に違いがありますのでお話ししていきます。
・ブリーダーの年収を知りたい人
・ブリーダーという職業を知りたい人
ブリーダーの給与の形態
ブリーダーの種類や勤務形態により給与に違いがありますので説明していきます。
従業員としての給与
自分で犬舎やペットショップを持つのではなく、従業員として働く場合には株式会社か有限会社なのかにより給与に違いがあります。
大きな規模展開している犬舎であれば株式会社となり雇用体制がしっかりと管理されており、平均20万円程度となっています。
ペットショップなどブリーダーがオーナー様でも株式会社であれば同様ですが、有限会社のオーナー様となると雇用体制は充実していないケースも多く自身で国民保険などの加入をしなければならない事や、平均12万円~15万程度、賞与はないと考えた方が良いでしょう。
経験を積むという点を重視していると思いましょう。
経営者としての給与
個人経営者、個人ブリーダーの場合には取扱う頭数・維持費により1か月給与は不安定になります。
出産数により給与はまちまちのため極端な話し、100万円の月もあれば2か月0円という事もあり得ます。
個人ブリーダーの年収の詳細
今回は個人でブリーダーの年収の詳細について説明していきます
卸による収入
大きな頭数を抱える犬舎ブリーダーの場合には市場に子犬を連れていくことが中心です。
市場の相場によって卸金額に違いがあるため、世の中の状況により年収も大きく変わってきます。
ペットショップに行くことがほとんどですので、人気犬種や売れているカラー・その時代の顔かたちによっても収入に違いが出ます。
安定した収入を得るには、常にどのような需要があるのか、人気となる犬種は何か先読みして動く事が必要になるでしょう。
季節によっても相場が大きく変わり、新入学の時期に家庭で犬を飼いたいと動き始める時には人気犬種では卸でも最低10万円~などになりますので、卸した頭数分が収入になると考えられます。
小売りによる収入
個人でもペットショップでもインターネット販売が主流になりつつあります。
しかし法改正により、対面販売が義務付けられ、販売方法に変化が見られているのが現状。
インターネット販売の場合には、相場はもちろんカラーや人気犬種により価格に違いはありますが、そこに加えて、地域により相場が違います。
首都などは店頭販売では30万円~売られている子犬でも地方では10万円~と差が大きくあります。
販売する場所によって収入に違いが出てきますが個人ブリーダーとして仕事をするには頭数をたくさん保持出来ないため、1頭ずつ確実に販売していくことで、安定した収入が得られることになります。