・ドッグトレーナーの年齢の上限を知りたい人
・シニアでも働ける方法を知りたい人
ドッグトレーナーは体力が基本の仕事です。しかし若ければ若いほど良い仕事ができるというわけでもないようです。
年齢を重ねていくごとに経験も増えますし、理論も確立していけるものです。
そこでドッグトレーナーは何歳まで働けるか?に主眼を置きつつ、年齢による働き方を考えていきたいと思います。
第一線で活躍できる年齢は何歳まで?
犬をトレーニングする際に、引っ張られないだけの体力や持久力を持つことはもちろん必要でしょう。
ただし年齢によって体力や精神力も落ちてくるもの。第一線で働き続けるためには、何歳くらいまでが限度なのでしょうか?
やる気次第で年齢は関係ない
ドッグトレーナー養成スクールで、受講者さんの年齢を見ると実に様々。下は10代から上は70歳の方までいらっしゃるそうです。
10代は別にして、人生のセカンドキャリアとしてドッグトレーナーを志す人が増えているということです。
そういった意味では、やる気次第で年齢はあまり関係がないようですね。
ドッグトレーナーは定年がない仕事
ドッグトレーナーには基本的に定年はありません。独立開業している方はむろん、正社員待遇だったとしても、ある程度の年齢になればパート・アルバイトとして引き続き働けるからです。
とはいえ大型犬のトレーニングはかなりつらいもの。年齢に応じた自分の体力レベルを考慮に入れることも間違ってはいません。
それでも70代のトレーナーが大型犬のトレーニングをされている場合も多いため、やはり「何歳まで」という線引きはするべきではないでしょう。
シニアでも活躍できる働き方
ドッグトレーナーといっても業態や業務内容は様々です。次にシニアでも活躍できる働き方について考えていきましょう。
しつけ教室など
警察犬や救助犬の訓練やアジリティドッグのトレーニングの場合、シニアの方では体力に不安がある方もおられるでしょう。その点、家庭犬のしつけ教室や出張トレーニングの場合ですと、さほど体力を使うこともありません。
基本的なしつけをしっかりすることもドッグトレーナーの大切な役目です。また依頼主のほとんどは愛犬のしつけを要望されることが多いのです。
最近は室内飼いがほとんどですから、基本的なしつけをすることが最も重要だと言えるでしょう。
無理のないスケジュールを組むこと
飼い主さんがしつけを依頼される時間帯は、休日や平日の昼間がほとんどです。場合によっては泊まりで依頼される場合もあるでしょう。
そういった意味では無理のないスケジュールが組みやすく、生活スタイルを変える必要もありません。
無理のないスケジュールはそのまま働きやすさに直結するため、非常に重要なポイントとなるわけです。
独立開業することで後進を育成する
ドッグトレーナーとして後進を育成することも大切なことです。犬に関する知識はあるものの、経験が不足したままでは戦力として成り立ちません。
特に独立開業しているオーナートレーナーの場合、自分の持つ経験則を生かしつつ後継者を育てることも楽しみの一つではないでしょうか。
トレーニング技術を伝え、教え、やがて一人前のドッグトレーナーを育てた時、仕事が楽になるのみならず、充足感も味わえるのではないでしょうか。