・酪農家の学校での学生生活が知りたい人
・酪農家になるためん勉強内容が知りたい人
酪農家を目指すためには、農業高校、専門学校や大学など様々な道があります。
どこで学ぶことを選んだとしても、座学や実習でたくさんの知識を身に着けることができます。
酪農家を目指す人が学校で勉強すること・学生生活は?
酪農家を目指す人が学校で勉強することと併せて学生生活について、
大学と専門学校との違いを順番に解説していきます。
酪農家を目指す人が学校で学べる事とは?
牛は神経質でストレスに非常に弱い生き物です。
餌を与える時間のズレなど環境のちょっとした変化によってストレスを溜め込んでしまい、体に不調をきたすことがあります。
そうならないために日々決まった仕事を休むことなく続けられるような根気強さが求められます。
学校では、根気よく牛と向き合っていくことのできる力や病気や出産時の長時間に渡る見守りが必要な時に自分の事よりも牛の事を優先して寄り添い続けることができるような体力と精神的な強さを学んでいくことが出来ます。
その他、牛の健康面を考える衛生学や管理方法、乳絞りの研修、家畜育種、家畜行動、生産物利用、物質循環などの科学についても修学することが出来ます。
また、プラス要素としてサブコースのある学校では農業実習もあり酪農の現場をより深く理解することのできる実践酪農学コースなどが設けられている場合もあります。
酪農家を目指す人の学生生活の様子は?
酪農家を目指す人の学生生活は一人暮らしをすることから始まる場合が多いでしょう。
学生であっても、朝は通常の酪農家と変わらずに6時に登校して牛の世話をしてから授業が始まるということもあり、通いで続けるのは少し難しいかもしれません。
初めての一人暮らしだと不安なことも多いかと思いますが、大学から依頼を受けて学生向けに住居を紹介している不動産もありますので、まずは話を聞いてみるだけでも良いかもしれませんね。
そして、大学ではサークルもあります。内容は様々で、空手等の格闘技から茶道部のような落ち着いたサークルもあるので興味のある分野のサークルに所属することができます。
酪農家を目指す人のための大学と専門学校の違いとは?
さて、酪農家を目指すときには大学に行くか専門学校に行くか悩まれると思います。大学は4年制で学び、専門学校は比較的短期で2年制で卒業できるところが多いです。
大学で学べることは幅広く、動物、生物の基礎から専門的なことまで学ぶことが出来ます。
また、学校内に食品加工できる施設が備えられていることも多いです。
一方で専門学校では1年目では農業に関する基礎を学び2年目では興味のある分野を集中して学ぶといったプログラムが作成されています。
学校により多少の違いはあるかもしれませんが、家畜人工授精師の資格が在学中に取得できることもあります。
4年間しっかりと学んである程度の自信をつけてから酪農家になりたいか、短期的に集中して2年間学び早い段階で酪農家として活躍したいかによって、どちらにするか考えてみてはいかがでしょうか。
酪農家を目指して学校で学べることは動物の基礎から専門的な知識まで様々です。
初めての一人暮らしなど戸惑うことも多いかもしれませんが、自分の興味のある分野を集中して学ぶことが出来ますので、ぜひ挑戦してみてください!