・アニマルセラピストのスケジュールを知りたい人
・ボランティアでまずは仕事内容を知りたい人
数年前からさまざまな人を癒やす存在として動物に注目されるようになってきましたが、そこで欠かせない存在なのがアニマルセラピストです。
さまざまな施設に訪問して人々を癒やす動物のサポートをするアニマルセラピストですが、実際にはどんなスケジュールでお仕事を行うのでしょうか。
この記事ではそんなセラピストの一日の流れについてご紹介します。
アニマルセラピストとは?
アニマルセラピーということばは聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。
実は最近公の場に出るようになってきましたが、古来ローマ時代に闘いに敗れて、負傷した兵士たちを癒やす存在として馬が使われていたことがあるのです。
古くより歴史のあるアニマルセラピーですが、人々を癒やすサポートをするのが、アニマルセラピストなのです。
そもそもどうやってなれるの?
では、アニマルセラピストは、誰でもすぐなれるわけではなく
- 医療系or心理系の学部がある大学へ進学する
- 動物介在福祉学科がある専門学校へ進学する
という2つの方法をとって、必要資格を取得することがアニマルセラピストへの近道です。
「なぜ福祉なの? 」と疑問に思う方もいると思いますが、何らかの傷を抱えている人を支える事がアニマルセラピストの仕事の中心のため、福祉系の勉強をする必要があるのです。
アニマルセラピーの効果って?
アニマルセラピーと聞くとどこか病院に行って、犬たちに疾患を持つ患者さんたちが触れることによって元気になれるのではないかと、一般的には思われがちです。
しかし、普段我々が【ネコ・犬・フェレット・ウサギ・小鳥・リス】などの動物を、飼って一緒に生活していること自体が実はアニマルセラピーなのです。
アニマルセラピーの効果は、身体に傷を抱えている人を癒やす効果だけではなく、精神的にも落ち着かせる効果、生活の質を上げる効果があります。
特に、認知症にも効果がありふさぎ込みがちな人がよく話してくれるようになった!という声も数多く寄せられています。
アニマルセラピストのスケジュールについて
アニマルセラピストとして働きながら、セラピードック育成をしている方のスケジュールをご紹介します。
スケジュール一例をご紹介
- 7:00〜 出勤して担当する犬のお世話(トイレ掃除・餌やり・ブラッシングなど)
- 午前中〜 セラピー先へ移動(その日によって訪問先は異なります)
- 13:00〜14:00 ドックセラピー活動
- 15:00〜 犬の餌やり(犬によって1日1回の犬や2回の子やさまざま)
- 16:00〜 犬舎にて犬の寝床掃除・水は足りているか確認・セラピー先で粗相しないように訓練
- 20:00〜 帰宅
セラピストは勤務時間が長いの?
動物が好き、犬が大好きという方にはたまらないお仕事ですが、実際の勤務時間は長めです。
訪問先で触れあう人が徐々に元気になっていく様子を間近に感じられるのは、やりがいではありますが、朝は早く夜も決して早く帰ることができるお仕事とは言えません。
まとめ
動物の中でも犬が好きで、人を笑顔にすることが大好きという方には、非常にやりがい溢れるお仕事ですが、実際に5年10年長期的に働き続けることができるでしょうか?
自分がどこまで仕事にウエイトを置くのか検討した上で職業選択をしていきましょう。