・ペットショップで働こうと考えている人
・ペットショップでの大変なことや苦労することを知りたい人
ペットショップで働くと聞くと動物が大好きな人にはたまらないステキな職場に聞こえますよね。
しかし、命を預かる職場のため楽しいだけではありません。
時にはお客様からのクレームもいただいたり、子犬や子猫が体調を崩したり大変なことは多いでしょう。
そんな中、大事にしておくべき心構えや考え方があります。
この記事ではそんなペットショップで働く時に大切な心構えや考え方を紹介します。
ペットショップで働く上で注意すべき点
小さな小動物「モモンガ・ハリネズミ・ハムスター・九官鳥」や子犬、子猫と、毎日触れあう事ができるペットショップでのお仕事ですが、楽しいだけではありません。
ペットショップは拘束時間が比較的長い
アルバイト・パート勤務で働くか正社員・契約社員として働くかで勤務時間が異なりますが、お世話する動物たちの体調や、来られるお客さまの対応状況によって、その勤務時間は前後していきます。
ペットショップでフル勤務するとすると朝8:00〜夜21:00になることもあります。
動物が大好きだから!!という理由だけで勤務し始めると、「こんな働くなんて思ってなかった…。」なんてことにもなりかねません。
ペットショップでは時にはクレーム対応も
ペットショップに来店される方は動物の飼育経験豊富な方から未経験だけど、動物が大好きだから飼ってみたい!という方までさまざまです。
経験者である程度連れて帰る動物たちに帰宅後、体調の変化があることがわかっている方であれば問題ありません。
しかし、連れて帰った後に
「こんなににおいがすると思わなかった!返品したい。」
「やっぱりお世話しきれないので飼えない。」
といったクレームも少なからずあるのです。
中には飼い主のわがままのような内容でのクレームもあるので対応は難しくなります。
ペットショップで忘れてはいけない大切な事
大変な面もあるペットショップでの勤務ですが、最も大切な忘れてはいけないポイントがあります。
小さな子犬・子猫は体調がとてもデリケートである
とても悲し事ではありますが、ペットという動物が一番売れやすい時期というのは、生後一年以内の体のとても小さい時期です。
そのため、ペットショップに搬入されてきた段階ではどんな性格で、どういった病気リスクがあるのか、また、餌はどれくらい食べるのか、という点が分からないことが多いのです。
元気な子だけではないので、病弱な子のお世話をする必要もあります。
動物たちの命に獣医師・看護師ではなくても紳士に向き合うことが大切です。
販売することよりも、目の前の動物たちを大切にする心
世の中に「飼育放棄」「多頭崩壊」といった言葉があるのは、知っていますか?
これは、かわいい!飼いたい!(購入する段階では飼えると思っている)と連れて帰ったけれど、実際飼い始めたら想像よりも大切で飼育するのを放棄、崩壊してしまうことです。
しかし、ペットショップで生体を販売するときは「売ることが大切」であるため購入者に気になることがあっても、「連れて帰りますか?」という言葉を掛ける必要があるのです。
その矛盾に苦しんで退職する人も多数いるようなので、動物を大切にしたい!という心をいつまでも忘れないでください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
かわいいだけで動物たちのお世話や販売をし続けるのは難しい事です。
しっかり自分で判断した上で職業選択しましょう。