・ハンドラーの資格を独学で勉強する方法を知りたい人
・ハンドラーに憧れている人
ドックショーに出場して犬の魅力を引き出し、観客を楽しませるハンドラー。動物関係の仕事の中でも花形の部類であり、これからハンドラーの勉強をしてみたいと思う人も多いでしょう。
- ハンドラーになりたいけど、独学はできるの?
- おすすめの勉強方法はあるの?
そんな悩みを抱える人に向けて、ハンドラーの資格は独学可能かを解説し、おすすめの勉強方法も紹介します。
独学でできるのか?おすすめの勉強方法3選
何かを学習しようとする場合、みなさんはどんな方法が思いつきますか?まずは、書店や図書館に行って専門書を手に取り、独学する方が多いでしょう。ハンドラーの資格も独学ができるのか気になりますよね。
この章ではハンドラーで独学ができるのか、解説していきます。
独学ならば、JKC会員に入会する
まず結論からお伝えしますが、独学でハンドラーの資格は取得できます。ただ、ハンドラーの資格には受講条件があり、勉強してすぐ試験を受けられるわけではありません。
ハンドラーの資格を取得したいのなら、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)が公認している「公認ハンドラー資格」を受けます。この資格は、C級、B級、A級、教士、師範という5種類の区分があります。その中で、一番最初に受ける区分はC級になります。C級の受講条件は下記になります。
- 18歳以上かつ、JKCの会員歴が1年以上
- JKC指定の養成専門学校で1年以上学習
おわかりいただけたでしょうか?
最低でもJKCの会員歴が1年以上ないと、そもそも資格試験を受けられません。そのため、独学で学習する場合、JKC会員に入会必須です。
JKC会員になれば、JKCが主催するドックショーや競技会を閲覧できるなど、さまざまな特典があります。特典を利用して、独学をしていきましょう。
メンターを見つけて弟子入り
自分の力だけで学習するよりも、メンターを見つけて弟子入りする方が、効率よく学習できるでしょう。すでにプロハンドラーとして活躍している方を見つけて、最初は見習いという立場で経験を積むのがよいです。
JKC会員にはプロハンドラーの方も当然いらっしゃいます。ハードルが高いかもしれませんが、コンタクトを取って弟子入りできるのか聞いてみましょう。
ハンドラーを目指せる養成専門学校に行く
公認ハンドラー資格のC級の受講条件に、「JKC指定の養成専門学校で1年以上学習」とあったと思います。そのため、「ハンドラーを目指せる養成専門学校に行って1年間学ぶ」という選択肢もあります。
独学で勉強する場合、一番の難点はモチベーションを保つことです。独学で勉強していたが、途中で挫折する。なんてことはよくあるので、学校に通って、ある程度拘束されながら学習した方が資格を取得しやすいです。
まとめ
いかがでしたか?
繰り返しになりますが、ハンドラーの資格は独学でも十分取得可能です。
しかし、独学で学習する場合、自己管理の徹底やモチベーションを保つことが最重要です。今までの経験上、挫折経験が多い方は、専門学校に通って学習することも選択肢に入れましょう。