ブリーダーをしながら他の仕事と副業で働けるのか?について時間の使い方やメリット・デメリットについてお話していきます。
・ブリーダーで副業ができるかどうか知りたい人
・ブリーダーという職業を知りたい人
ブリーダーをしながら副業する時間を確保するには
ブリーダーの仕事は毎日決まった時間に行う事が多くあるので、副業する時間とのバランスについて見ていきましょう。
犬の世話にかかる時間
朝起きたら犬舎掃除・健康観察・食事・運動を行います。朝の仕事が終われば次に運動させる時間以外は空くことになります。
しかし夕方にはまた同じように犬舎の掃除などが始まるため、準備しなければいけません。
毎日問題なければ、リズムよく副業しながらブリーダ業をする事も可能です。
出産時期に関わる時間
出産が近くなると、昼夜問わず母犬に注意する必要があるため、寝不足覚悟で副業することになります。
問題なく産まれれば、時間を確保できますが、育児放棄や母犬の産後状態が悪ければ様子を見る必要があります。
このような時に個人でブリーダーをしている場合には、働きに出るのは難しいでしょう。
家族の協力が得られ、手伝って貰う人が確保できなければ副業とのバランスは保てません。
副業するメリット・デメリット
副業をすることでブリーダーの仕事を続けることが出来る反面、忙しさから両立できず継続を断念する場合も出てきますのでメリット・デメリットについてお話していきます。
メリット
頭数が少なければ個人や副業で働く時間も確保でき、固定の収入を得ることが出来ます。
ご家族や他の方から協力を得られるのであれば、もしもの時に対応が出来、収入を得ることで維持費をまかなう事もできます。
少ない頭数から始めることで独学でも経験値を積みながら規模拡大を目指すことが出来ます。
デメリット
副業で働くことにより、犬の世話や健康状態の異変に気が付く事が遅れることも出てくるかもしれません。
ご自身がどちらの仕事に比重をおくのか、そのバランスにより回避できるかもしれませんが、業種や時間帯、休みの融通がきくところでなければ、副業としてバランスを保つのは難しいと言えます。
出産時期に休みが取れず、不在時に亡くなるようなことがあれば、取り返しは尽きません。
また副業で働くにはストレスもかかり、自身の疲労などから体調を崩したり、もともとブリーダーは休みなく365日勤務しますので、疲れを取ることが出来ない事も増えてくるでしょう。
収入面でも副業をしながら頭数を絞ると販売価格や出産回数も少なく、維持費が嵩み赤字となるケースもあります。
副業をしながらブリーダーを目指すには、期限を決め実行しないと規模拡大は望めません。
趣味程度に行うならば、副業は可能と言えるでしょう。