厩務員になるには?方法を紹介

この記事はこんな人向け!
・厩務員に興味がある人
・厩務員になる方法を知りたい人
・動物と触れ合う仕事を探している人


馬に関わる仕事したいなら厩務員になることを検討できます。厩務員は騎手と違って馬の世話などサポートをする役割があります。ただ「厩務員になるためにはどうすればいいの?」と疑問を感じる人もいるでしょう。厩務員になる方法について内容を紹介しましょう。

厩務員になるために知っておくべきポイント

厩務員になりたいなら方法についてある程度知っておくことが大事です。厩務員は調教師と違って必要な資格などは必要ありません。そのため、資格を取得する必要はありません。しかし、厩務員も一定の条件を満たしておく必要があります。どのようなポイントを確認すべきなのか紹介しましょう。

就職先によってポイントに違いが出る

厩務員は働く場所によって働く条件が異なります。厩務員は中央競馬と地方競馬で働くことができ、中央競馬は日本中央競馬会学校のJRAが主催します。そして、地方競馬の場合は各都道府県の公共団体が運営しており団体名もNRAとされているので、運営団体に違いがあります。

もし、中央競馬の厩務員になりたいなら、「JRA競馬学校」に通って厩務員のカリキュラムを全て終えなくてはいけません。この学校では半年間の間に馬学や馬術、競争理論などを学習しなくてはならず、スキルと知識をしっかり得て卒業する必要があります。

一方、地方競馬の場合は各地の厩舎に運営する調教師と契約を結ぶことで厩務員になることができます。ただ、調教師と契約するなら、相手がOKしてくれなければ契約を結んではくれないため、やはり知識とスキルが必要になるでしょう。

中央競馬で厩務員になるのは難易度が高い

中央競馬で厩務員となるためにはJRA競馬学校に通うことが必要です。学校に通って卒業するなら「比較的簡単になれるのでは?」と思う人もいるでしょう。しかし、JRA競馬学校の難易度はかなり高いと言われています。

この学校の生徒募集は年に1度だけであり、大体30名ほどに絞られます。そして入学するためにも条件があり、合格率は10%ほどとかなり狭くなっています。

条件は健康状態が良好であることや騎乗経験が1年以上で、馬の歩行知識などについてある程度のスキルを持っておく必要があります。適正検査などで自分の体の状態によって落とされることもあるため、努力では難しいところもあります。

地方競馬で契約するためには専門学校に通うのがおすすめ

地方競馬の場合は調教師と契約を結びます。ただ、契約を結ぶためには厩務員としてのスキルと知識が必要になります。厩務員の専門学校は多くはありませんが、カリキュラムを考えて選考するなら必要な知識とスキルを習得することは可能です。

例えば、動物園、動物飼育専攻というコースがある専門学校なら牧場での実習を行うことができるので、乗馬や餌、馬との接し方などを学習することが可能です。専門学校に通って馬の世話などの経験があるなら調教師にアピールできるので、通うことを考えてみましょう。

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