厩務員とは何をする人か知っていますか?厩務員を紹介。

この記事はこんな人向け!
・厩務員に興味がある人
・厩務員の仕事について知りたい人
・動物と触れ合う仕事を探している人

「厩務員」聞いたことありますか?厩務員って、何する人か知っていますか?

「きゅうむいん」と読むのです。

厩務員とはどんな人か、厩務員を紹介します。

厩務員とは何をする人?

厩務員って、聞いたこともない人も多いと思います。

厩務員とは馬の世話をする人です。

競馬場でレース前に、レース出場馬が周回するパドックで馬を連れている人のことです。

厩務員と調教師の違い

「パドックで馬を連れている人って、調教師じゃないの?」と思った人もいるのではないでしょうか?

厩務員と調教師の違いってなんでしょうか?

厩務員は、馬の世話や、馬の健康管理を行ないます。

同じ馬に関わる仕事でも、調教師といえば馬を調教する人でよく聞きます。

調教師は、レースのために馬のトレーニングを行うことがメインの仕事で、馬の世話はほぼしません。

厩務員の仕事内容

厩務員の仕事は馬の世話をすることですが、具体的にはどんな仕事をするのでしょうか?

厩務員には多くの仕事があります。

馬の餌づくり餌やり

馬の餌は、麦をメインにビタミンやたんぱく質、調整剤などの配合飼料を混ぜ合わせて作ります。

競走馬は運動量が多いので、エネルギーやスタミナの補給がとても大切です。

それぞれの体調にあわせて餌を作り、それぞれの馬にあわせた量を考え与えるのです。

馬小屋の掃除

厩務員の仕事は早朝にはじまり、だいたい午前2時~午前3時には仕事が始まります。

朝一番に始めるのが、馬小屋の掃除です。

馬糞が付いて汚れた寝わらを取換え、馬房(ばぼう)の清掃をして、馬が清潔に快適に過ごせるよう環境を整えます。

馬小屋など馬の生活空間が汚れていると、馬が病気にかかりやすくなるだけでなく、精神的にも不安定になるのです。

馬の手入れ

厩務員は、馬を健康に過ごさせるために、馬のお手入をするのです。

競走馬は、トレーニングで馬場を走ると馬体に、土や芝が付着します。

馬体に付いた汚れをブラッシングで取ったり、蹄の手入れを行ったりして馬を常に清潔な状態に保つのです。

少しでも汚れが残っていたら、その汚れから菌が繁殖し、競走馬の健康に害を与えることがあります。

競争馬の手入れは、レースで活躍するために欠かせない仕事です。

レースの付き添い

レースの付き添いも、厩務員の大切な仕事になります。

競走馬はレース前に、異常に興奮することがあるのです。

レース会場で、馬が興奮しないように、馬を落ち着かせ実力が発揮できるようにサポートしなければなりません。

まとめ

厩務員とは、どんな仕事なのかご紹介しました。

  • 厩務員とは、競走馬の世話をする人。
  • 厩務員と調教師は別で、調教師は馬のトレーニングする人で馬のお世話はしない。
  • 厩務員の仕事内容は馬の餌づくり餌やり、馬小屋の掃除、馬の手入れ、レースの付き添いと多くの仕事がある。

厩務員とは「競走馬のお世話をする大切な仕事だ」ということがおわかりいただけたでしょうか?

厩務員次第で馬の体調やメンタルが変わり、レースの結果を左右する大切な仕事です。

もし、厩務員に興味を持たれた方がいましたら馬と共に努力できる魅力的な仕事ですので、是非とも目指して頑張ってください。

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