・酪農家をボランティア活動でやってみたい人
・動物と触れ合うボランティア活動を知りたい人
酪農家は人手不足や働く人の高齢化に悩まされている業界です。そのため、未経験者歓迎の求人も常に一定数出ています。
初めて酪農という仕事の世界に踏み入る場合、酪農家になるまでは学ばなければならないことも多いですが、現場で実務経験を積むことができやすい職種です。
では、実際に、中卒や高卒の方が酪農家としてなることができるのか?さらに夢を持って、経営者として酪農家になることはできるのか?紹介していこうと思います。
酪農家に中卒、高卒からなるには?
酪農家に中卒や高卒からなるための方法を、経営者になりたいときと就職に有利となる資格を併せてお伝えしていきます。
酪農家に中卒、高卒からなるには?
酪農家には学歴は関係ありませんので、中卒や高卒からでも問題なく就職することのできる業界だと言えます。
未経験からの場合、大学に行くよりも数倍の実務経験が得られますので、まずは見習いとして住み込みから初めることをオススメします。
見習いで酪農家を始めるのであれば、給料をもらいながら経験を積んでいくことができ、行く組合によっては住宅を用意してくれる場所もあるのです。
また、飼料袋は約30キロもあるので力が必要とはなってきますが、体力と情熱さえあれば完全な未経験であっても初めは先輩が同行して教えてくれるので安心して働くことができるでしょう。
中卒、高卒から経営者として酪農家になるためには?
中卒や高卒から経営者として酪農家になりたいときには、牛に関する知識はもちろんのこと経営に関する知識も付けておかなければなりません。
そのため、見習いとして実務経験を積む他、自治体が運営している研修施設や農業大学校という各都道府県が開設している専修学校や認定職業訓練校で農業関連の知識を学ぶのも良いと思います。
ある程度の知識を付けた後は、自治体や学校の紹介制度を活用し酪農を営んでいる牧場に就職したり、酪農ヘルパーとして働いていく中で、身に着けた知識を実践していくことができます。
そして、経営者になるためには少なくとも開業資金を集める必要も出てくるので就職している間に費用を貯めておくと良いでしょう。
酪農家になるために有利な資格
牛の出産の際に人工授精や受精卵の移植を行うことが出来る資格に「家畜人工受精師」があります。
獣医師さんを呼んで対応してもらっている牧場も多いので、この資格を持つことによって即戦力として活躍することができます。
「家畜人工授精師」になるためには、所定の講習を受け修了試験に合格することによって資格取得が可能です。
その他にも、トラクター等の農業機器や普通自動車免許、大型免許も持っていると役に立つ場面が多いので、ある程度経験を積んだ後にでも取得しておくと良いのではないでしょうか。
いかがだったでしょうか?
酪農家は学歴不問で中卒や、高卒から目指すことが出来ます。
方法はたくさんありますので、自分に合ったやり方で目指していってください!