・トリマーの練習内容と必要な道具について知りたい人
・トリマーを目指している人
仕事を選択するときにトリマーになるのを目的にしている人もいるでしょう。
トリマーは動物の毛並みを整えることや健康チェックを行う仕事であり、やりがいを持つことのできる仕事です。
ただ、トリマーとして働くにはスキルが必要なため「どのような練習や道具が必要なの?」と疑問を感じる人もいるでしょう。
その内容について紹介しましょう。
トリマーに必要な道具とは
まず始めにトリマーに必要な道具から紹介します。
トリマーには以下のような道具が必要になります。
シザー
シザーと言われる道具はハサミのようなものです。
これは美容師が使用するハサミよりも繊細に作られていますが、理由は犬や猫の毛が人間の毛髪よりも細かいからです。
人間に使用するのと同じハサミを使用するなら、毛をうまく整えることができずに、変になってしまうことがあります。
想像通りのカットを行うためにもシザーは必要です。
セニング
セニングはスキバサミであり、櫛状の刃になっているのが大きな特徴です。
毛量を減らすだけでなく、毛の長さをぼかすことや毛色の調整を行う際に使用します。
刃に汚れが付きやすいため使用した後は刃を拭くなど手入れを行う必要があります。
セニングは専門学校に通って学習した人なら、持っている人が多いです。
バリカン
犬や猫の毛を大きくカットするなら、バリカンで剃る必要もあります。
ただ、バリカンは熱を持つため、使用を間違えると火傷させたり皮膚病を誘発させたりする危険性もあります。
そのため、バリカンを使用するときな注意も必要です。
爪切りやカンシ
カンシは耳のケアをするときに使用します。
耳掃除などをして汚れを取り除くときに必要な道具です。
爪切りは動物の爪をカットする際に使用します。
大型と小型では爪の大きさも違うので、それぞれに合わせた爪切りを持っておく必要があります。
トリマーの練習方法とは
トリマーとしてスキルを磨くためには練習する必要もあります。
どのような練習を行えるのか内容を紹介しましょう。
ハサミで切る練習
トリマーは毛並みを整えることが大事なので、ハサミを使用して切る練習が大事です。
上記でも紹介したようにハサミにもいろいろな種類があり、使用を間違うと傷を付けてしまう恐れもあります。
それぞれの使用方法を確認して毛並みの揃え方や扱い方を練習する必要があります。
保定
トリマーは犬や猫が暴れないようにうまく押さえることも大事です。
保定をしないと動物が動き回りハサミのカットをうまく行うことができません。
適切な保定を行うことができるようにストレスを与えない押さえ方やしっかりと固定させるための方法実践する必要があります。
安全にトリミングをするために必要なスキルなので練習しましょう。
まとめ
トリマーは道具と練習をしっかり行ってスキルを習慣させる必要があります。
しかし、トリマーの練習は独学では難しいため、しっかり専門学校で必要なコツを教わるのがおすすめです。
正しい練習方法を学習して、一人前のトリマーになるようにしましょう。