ドッグトレーナーが中卒、高卒からなるにはどうすればいい?

この記事はこんな人向け!
・ドッグトレーナー になりたい人
・専門学校に通ってドッグトレーナー になりたい人
・専門学校のメリット・デメリットを知りたい人

人の手助けとなる犬を訓練するドッグトレーナーは、犬が大好きな人なら一度は憧れる職業ですよね。ドッグトレーナーの技術を学べることができる専門学校もありますが、中卒や高卒でなることはできないのでしょうか?そこで今回は、ドッグトレーナーに中卒や高卒からなるために必要なことをご紹介していきます。

ドッグトレーナーは中卒、高卒からでもなれる?

好きな犬と触れ合えるドッグトレーナーになれたら最高ですよね。中卒、高卒からなるにはどうすればいいのか。果たして学歴がなくてもなれるのか詳しく解説いたします。

中卒、高卒でドッグトレーナーになるのは難しい

ドッグトレーナーの資格は国家資格ではなく、民間資格であり、この資格がないとできない仕事ではないので、雇い主が雇ってくれれば中卒でも高卒でもなることができます。

しかし、ドッグトレーナーは実務経験などの即戦力を求めている求人が大半を占めているのが現状です。

未経験者歓迎となっていても、専門学校の卒業や民間資格の所持が採用の条件となっていることがほとんどのため、未経験の中卒や高卒からドッグトレーナーになるのは難しいと思った方がいいでしょう。

学校で学ぶことで幅広く就職先を選ぶことができる

ドッグトレーナーの就職先は、

  • 家庭犬トレーナー・・・家庭犬のしつけを行う。 
  • 介助犬トレーナー・・・身体障害者の介助を行う訓練を行う。
  • 盲導犬トレーナー・・・視覚障害者の生活の補助を行う訓練を行う。
  • 聴導犬トレーナー・・・聴覚障害者に周囲の音を知らせる訓練を行う。
  • 警察犬トレーナー・・・犯人の捜索や追跡などの訓練を行う。 

など、多岐に渡ります。

国家資格はないものの、3つの団体が各々公認訓練士の試験を行っています。

以下が3つの団体です。

  • 一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)
  • 公益社団法人日本シェパード犬登録協会(JSV)
  • 公益社団法人日本警察犬協会(PD)

学校に行くことによって、実践も学べてこれらの資格を取得できるので、ドッグトレーナーになりたいなら学校に行って経験を積む方が無難です。

ドッグトレーナーに中卒、高卒からなるには知識と経験が必要

ドッグトレーナーになるのには特に資格も必要なく、学歴も関係はないけれども、実際は経験必須の世界だということがお分かりいただけたと思います。

そこで以下では、ドッグトレーナーの知識と経験を学ぶ3つの方法を紹介します。

通信教育で学んで資格を取る

ドッグトレーナーの資格は、通信教育で取得可能です。

安いものならば10万円程度で学べて最短3ヶ月ほどで取得できます。

また自分のペースで行えるので、働きながら学ぶことも可能です。

しかし、通信教育は実際に犬に触れて行う実習はできないので、専門学校で実習を経験した人と比べると就職率は劣る可能性があります。

また就職のサポートもない為、盲導犬や警察犬など特殊なドッグトレーナーになりたい場合は、学校で学んだ方が求人の数も変わりますので、圧倒的に有利になります。

専門学校で実務経験を学び就職を有利にする

専門学校では、ドッグトレーナーの実習や知識も学べ、看護の勉強も行うことができます。

また専門学校が就職のサポートや相談に乗ってくれるので、安心して就職先を探すことができます。

ただ、中卒の場合専門学校の試験を受けることができない可能性が高いので、中卒の場合は次に紹介する『高等専修学校』で学ぶことをおすすめします。

中卒は高等専修学校で高卒資格も取れる

高等専修学校では、高校に行かなかった人や中退してしまった人におすすめの学校です。

動物の勉強を専門的に行っている学校もあり、ドッグトレーナーの勉強もできて、高卒の資格も取れるのでおすすめです。もしドッグトレーナー以外の道に進むことになっても中卒ではないというのは大きいです。この機会に高卒資格も取り、同時にドッグトレーナーも目指してみてはいかがでしょうか。

動物と関わる仕事ということもあり、即戦力が必要となるドッグトレーナー。

活躍できる場所はたくさんあるので、しっかり勉強して自分の進みたい進路に向かって頑張ってください。

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