ドッグトレーナーになるには海外留学でも学べる?

この記事はこんな人向け!
・ドッグトレーナー になりたい人
・海外留学をしてドッグトレーナー になりたい人
・海外や外国語に興味がある人

日本と比較すれば欧米諸国の方がドッグトレーニング先進国と言われて久しくなります。そのため海外の優れたトレーニング技術がどんどん日本へ持ち込まれているのが実情です。

もし先進的なトレーニング技術を習得し、仕事に生かしたいのであれば海外留学することが早道となります。留学の方法や実際に何を学ぶのか?解説していきましょう。

海外留学にはどんな方法がある?

個人で海外留学の手続きをするのは思うより大変なこと。そのため海外留学をサポートする制度がいくつかあるので紹介していきましょう。

海外留学できる専門学校を選ぶ

日本の動物系専門学校の中には海外校と提携しているところもいくつかあります。ある程度の手続きも進めてくれますし、同じ学校から複数人で留学できる可能性もあるため、心細くないという意味では大きなメリットです。

ただし留学期間が1年程度と短いため、基本的なことを学びに行くというスタンスとなります。

海外インターンシップを使って研修に参加する

海外インターンシップとは、外国の企業や施設などの研修プログラムに参加し、就労体験を通じて技術を学んでいきます。

ドッグトレーニングのインターンシップ制度も存在しており、短ければ数週間、長ければ1年程度のインターンシップとなります。

またインターンシップ先の国では、ある程度の語学力は必要となりますので注意するべきでしょう。英語圏の国ならまだ易しいかも知れません。

日本と海外のトレーニングの違い

海外留学した際に、まず驚かされるのは犬に対する考え方の違いでしょうか。それがトレーニングの違いにも如実に表れています。

人間と犬にかかわる歴史が違う

日本と欧米を比べれば、人間と犬にかかわる歴史の違いがあります。日本では番犬や狩猟犬といった役目を犬に負わせる程度でしたが、欧米では番犬だけでなく、セントバーナードのような救助犬、ボーダー・コリーのような牧羊犬、同じ狩猟犬でも嗅覚ハウンドや視覚ハウンドの違いに分かれるなど、多種多彩な使役犬が存在しているのです。

そういった歴史の違いから、犬との接し方が欧米ではまったく違ってくるのです。

犬に対するアプローチの違い

欧米の考え方では、「犬を従属させること」よりも「信頼関係を築くこと」が重視される傾向にあります。

おのずとそれは犬との接し方にも表れており、例えば日本では「犬を側に付かせる」ことが最良とされていますが、欧米では「犬が側にいたいと思わせる」ことがベストとされています。

人間を信頼しているからこそ、人間の指示に従う。ということを意味するのです。

得たものを日本で生かすには?

海外で得た知識や経験を日本で生かすことが重要です。貴重な体験ですから、ぜひ日本でフィードバックしたいところです。

海外留学で得た資格は日本でも有効?

ドッグトレーナーは日本において国家資格ではありませんので、海外留学で得た資格は日本でも有効です。海外で経験を積んだという肩書にもなりますから、ぜひ活用して頂きたいところです。

独自のトレーニング技術でオンリーワンを目指す

海外で得た知識や経験は貴重な財産となるでしょう。実際の仕事と重ね合わせて、独自のトレーニング技術として確立させることもできるのではないでしょうか。

そうすればオンリーワンと表現しても過言ではありません。他のドッグトレーナーがやっていない新しいトレーニングで効果を上げれば、きっと将来の仕事にも役立つことでしょう。

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