厩務員と調教師は似た職種?違いを解説

この記事はこんな人向け!
・厩務員に興味がある人
・厩務員と調教師の違いを知りたい人
・調教師を目指している人

厩務員と調教師は、いずれも馬のお世話をおこなう職種です。共通した業務内容があるものの、厩務員は従業員、調教師は経営者であり、働くうえでの立ち位置が異なります。

また調教師の業務には厩舎の運営もありますが、この点も厩務員との違いといえるでしょう。調教師になるには、厩務員として経験を積んだのち、調教師の免許取得を目指すのが一般的です。また調教師に必要な、経営・運営に関する基礎知識を学べる専門学校もあります。

厩務員と調教師はどう違う?

厩務員と調教師の違いについて、順を追って解説していきます。

厩務員は従業員で調教師は経営者

厩務員と調教師は、どちらも馬主から預かった馬のお世話全般をおこなう職種です。馬のお世話の内容としては、馬のエサや健康の管理、厩舎の清掃などがあげられます。

厩務員と調教師の大きな違いは、働くうえでの立ち位置でしょう。厩務員は、調教師の指示に従って馬のお世話をおこなう、厩舎の従業員です。対して調教師は経営者であり、いわば厩舎の代表者といえます。厩舎をひとつの会社に置き換えて考えると、違いを把握しやすいでしょう。

調教師は運営に関わる仕事にも携わる

業務内容においても、厩務員と調教師には違った部分があります。トレーニングや馬のお世話に加えて調教師が携わるのは、厩舎の運営関連の業務です。詳しい内容としては、レースへの出走計画を立てることや、厩舎スタッフの教育・管理などがあげられます。

このほか馬主との交渉や、良馬を探すための牧場巡りも調教師の仕事です。厩舎の運営業務に携わるかどうかも、厩務員と調教師の違った点といえます。

厩務員の経験で調教師への道もひらける

調教師になるには、調教師免許が必要です。調教師免許は28歳以上が受験可能で、難易度は高いといわれています。また調教師には、馬についての知識や騎乗の経験に加え、経営や運営についての知識も必要です。そのため厩務員として実務経験を積んだのち、調教師を目指すのが一般的といえます。

将来的に自分の厩舎を運営したいと考えている場合は、厩務員として働く中で知識・技術の向上を目指すとよいでしょう。また将来調教師を目指すことを見据えたカリキュラムを組んでいる厩務員の専門学校もあります。厩舎の経営や運営に必要な基礎知識を学べる点が特長です。

厩務員と調教師の違いについてご紹介しました。業務内容が似ているため混同しがちですが、両者にはさまざまな違いがあります。厩舎の運営にも関心がある場合は、将来的な目標を調教師に設定してみるとよいでしょう。