・専門学校に通ってドッグトレーナー になりたい人
・専門学校のメリット・デメリットを知りたい人
ドッグトレーナーの資格を取得する方法はいくつかあります。大学、専門学校、スクールや通信講座など様々です。選択肢が多いため、自身に合った学習環境はどれかと悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、専門学校でドッグトレーナーを目指す際のメリット、デメリットをご紹介します。
専門学校でドッグトレーナーを目指すメリットは?
専門学校でドッグトレーナーを目指すメリットをご紹介します。
犬と触れ合える機会が多い
ドッグトレーナーは、技術と経験が大切な仕事です。資格を取ったからといって、すぐに一人前のドッグトレーナーとして働けるわけではありません。早く一人前になるには、やはり犬と多く触れ合い、実践を積むことが必要となります。
専門学校では、犬と触れ合う機会が多いため、スクール、通信講座と比べて、より多くの経験を積むことができるでしょう。また、2年間で1頭から5頭の犬を担当し、技術を学びながら担当犬と共に成長できる専門学校もあるようです。
モチベーションを維持しやすい
犬と心を通わせ、自分のイメージ通りに事柄を進めることは容易ではありません。そのため、悩みが尽きず、挫折してしまうケースも少なくないようです。
その点、専門学校では、同じ悩みを抱えつつも同じ目標に向かうクラスメイトと切磋琢磨することができるので、モチベーションを維持しやすい環境が整っていると言えます。勉強のスケジュール管理が苦手という方にも専門学校がおすすめです。
実践に近い環境で学べる
多くの専門学校には、トレーニングの練習をするために学校で管理している「モデル犬」と呼ばれる犬がいます。しかし、学校によっては、実際にお客様から愛犬を預かって練習するという授業もあるようです。
その場合、同時に飼い主さんとのコミュニケーションも学べ、より実践的な学習が可能になっています。また、実際にしつけ教室に出向いてプロの仕事に関わる実習も、スクールや通信講座と比べて多く、就職後に即戦力になるための指導をじっくり学ぶ事ができるでしょう。
デメリットは?
専門学校でドッグトレーナーを目指すデメリットをご紹介します。
学費が高い
専門学校ではない通信講座は、安いものだと10万円程で受講できるのに対し、専門学校は約75万円~170万円程学費がかかります。その分、長い期間じっくりと学習ができるので、高すぎるという事は無いかもしれません。
しかし、中には専門学校に通いたくても、学費の高さでちゅうちょしてしまう場合もあると思います。そんな時は、学費サポートや奨学金の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
職業が限定されるため、他の職種への変更が難しい
これはドッグトレーナーの専門学校に限ったことではありませんが、専門学校は就職後に即戦力として働けるよう、専門分野に特化した学習をする学校です。そのため、勉強、実習などを進めていく中で、万が一、理想とのギャップを感じて進路変更を考えた時、軌道修正が難しい場合があります。
その点、大学は様々な分野を勉強するため、専門学校に比べると進路変更はしやすいです。専門学校を検討する際は、学校の雰囲気の確認も含め、なるべくオープンキャンパスに参加し、イメージとのギャップを埋めることをおすすめします。
いかがだったでしょうか。技術と経験が必要なドッグトレーナーを目指すには、専門学校のように実習が多い環境がおすすめです。一度検討してみてはいかがでしょうか。