・厩務員は副業ができる職業なのか知りたい人
・副業をしながら働きたい人
厩務員(きゅうむいん)という職業について、馬が大好き!という方以外は耳にする機会が少ないかもしれません。
厩務員とは、馬のあらゆるお世話をする職業です。特に競馬業界では、調教師とは別で担当の馬がベストな体調でレースに望めるようにサポートします。
この記事では、そんな厩務員が副業できる環境なのかどうかということを説明していきます。
厩務員とはどんな仕事?
さて、厩務員とは一体どんなお仕事をしているのかイメージをするのが少々難しいかもしれません。ここではまず、厩務員の1日のスケジュールを踏まえながら詳細を見ていきます。
厩務員に向いている人
「馬のことが何より大切・大好き」という方は前提条件です。このお仕事に向いている人は、馬のささいな体調の変化に気づける人といえます。
また、生き物であるため何か異変が突然起きても対応出来る人が活躍するでしょう。
厩務員の1日について
厩務員は朝が非常に早いです。
- 朝の3:00〜出勤
- 4:00〜調教の準備
- 6:30〜朝食
- 調教が終了したら馬の体調チェックなど
- 20:30〜夜の飼い葉を与えるため宿直室にて泊まる
このように朝は早く、夜も泊まり込みというのがこの職業なのです。
また、担当する馬ごとに勤務時間が変動するため柔軟に対応出来る性格である必要があります。
厩務員は副業していいの?
厩務員は結論からお伝えすると副業OKです。しかし、前項目でご説明したように厩務員の朝は驚くほど早い時間から出勤し、馬と寝食ともに過ごすと言うお仕事です。
そのため、副業をするのは少々工夫が必要と言えるでしょう。
現実的に出来るのかという点について
厩務員の自由時間は1日の中でも限られており、夜21:00〜前後、お昼休憩時1時間程度です。
そのため、がっつり副業で稼ぐと言うことはなかなか出来ません。厩務員としての仕事が板に付いてきて余裕が出てきたら副業を考えてみると良いでしょう。
厩務員に向いている副業
自由時間が限られた厩務員に向いている副業は限られています。コツは放置しておいてもお金になる可能性があること、です。
そのため一例ではありますが、
- フリマアプリなどで商品の販売
- ブログを書きためておいて、ブログの広告費などで稼ぐ
と言ったことが選択肢としてあげられます。
体力が非常に必要な職業のため、体力を使う副業は向いていません。
まとめ
厩務員をしながら副業をするのはなかなか難しいのが現実です。
そもそも年収も報奨金があれば1000万円も目指せる職業で、無理に副業をする必要はあるのか考え方次第ではあります。
しかし、趣味の一環として新しいことにチャレンジするという意味では、副業も良い経験になりますね。くれぐれも、体調に無理のない範囲で挑戦しましょう。