専門学校で厩務員を目指す!学習内容を紹介

厩務員(きゅうむいん)の専門学校では、1~3年間を目安として、乗馬スキルや馬についての知識を習得します。中学卒業以上を応募資格とする学校も多く、学校によっては高校卒業資格の同時取得も可能です。

専門学校の授業では、実技と講義の両方を体験できます。競馬学校の入学試験対策に力をいれている学校もあるので、希望の進路にあわせて学校選びをするとよいでしょう。

この記事はこんな人向け!
・厩務員に興味がある人
・厩務員の学生生活を知りたい人
・厩務員はどんな勉強が必要なのか知りたい人

厩務員(きゅうむいん)の専門学校とは?

厩務員の専門学校の特徴や、専門学校で学ぶことについて、それぞれ解説していきます。

厩務員の専門学校の特徴

厩務員の専門学校は、中学卒業以上を応募資格としているものが多数見受けられます。学校によっては、厩務員に必要なスキルだけではなく、高校卒業資格も同時に取得可能です。学習期間としては、1~3年間を設定している学校が多いでしょう。全寮制を採用している学校もあります。

まずはホームページやパンフレットで情報を収集し、気になる学校が見つかったら学校見学に参加してみるとよいでしょう。カリキュラムの内容だけではなく、どのような施設があるかをチェックすることも大切です。

専門学校で学ぶ内容とは?

厩務員の専門学校では、実技と講義をとおして、馬についての専門知識を身につけます。

実技では、乗馬の基礎から応用までの騎乗訓練のほか、馬匹(ばひつ)管理や厩舎管理をおこなうのが特徴です。馬匹(ばひつ)とは馬のことをいいます。乗馬のスキルとあわせて、馬自体や厩舎の管理を実践で習得するイメージをするとわかりやすいでしょう。

講義では、馬の健康管理についての知識や、馬に与える草についての知識などを学びます。

馬学、馬術学、草地学、競馬学などが代表的なカリキュラムです。

JRA厩務員を目指すなら競馬学校の対策も

厩務員の活躍の場は、大きく分けて2つあります。JRA(日本中央競馬会)とNAR(地方競馬全国協会)です。この2つのうち、JRA厩務員になるには、競馬学校に入学する必要があります。さらに競馬学校の卒業後には、日本調教師会が実施する採用試験に合格しなければなりません。JRA厩務員への道のりは、なかなか厳しいものといえるでしょう。

競馬学校に入学するためにはさまざまな条件があり、試験を突破するためには、乗馬スキルと知識の両方が必要です。JRA厩務員を目指す場合は、競馬学校の入学試験対策に力を入れたカリキュラムを組んでいる専門学校を選ぶとよいでしょう。

今回は厩務員を目指す方に向けて、専門学校で学べることをご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。厩務員は、調教師や調教助手と協力して馬の日常を支える大切な職業です。馬が大好きな人にとっては、とても魅力的な仕事といえるでしょう。ご自身が目指す厩務員像にあわせて、専門学校を選択することをおすすめします。

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