・専門学校に通って厩務員を目指そうとしている人
・専門学校のメリット・デメリットを知りたい人
厩務員になるのが夢!だけど、厩務員になるまでの道のりを知らない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
厩務員の中でもJRA厩務員という中央競馬の厩務員を目指しているという方も多いのですが、そのJRA厩務員を目指す場合、JRA競馬学校の厩務員経過を卒業しなければいけません。
厩務員を目指すための第一歩となる、JRA競馬学校に入学するための試験が、難しいという事をご存じでしたか?
今回は、JRA競馬学校に入学するための試験の難易度や合格率についてお話いたしますので、参考になれば嬉しいです!
JRA競馬学校の厩務員課程の入学には条件がある
JRA厩務員になるためには、JRA競馬学校の試験を受けるための必要な経験を積みJRA競馬学校の厩務員課程に合格→厩務員課程に入学・卒業→調教師が運営している所属厩舎が決定!この流れを経てやっとJRA厩務員になる事が出来ます。
入学前に必要な経験について
応募の時点で、経験しておきたい事は以下の通りです。
- 乗馬経験1年以上
- 牧場での競走馬の育成経験1年以上
- あわせて2年以上
- 単独騎乗による3種の歩法(常歩・速歩・駈歩)ができる人
これらの条件がしっかり習得できる環境や学校選びが、JRA競馬学校入学の大きな差となります。
JRA競馬学校厩務員課程の応募資格
JRAの厩務員課程は、必要な経験以外にも、そもそも満たしていないと応募資格すら貰えない内容があります。
- 28歳未満
- 体重が60㎏以下(もしくは65㎏以下)
- 健康体であること
- 中学卒業以上の学歴
JRA競馬学校厩務員課程の試験内容と難易度・合格率
厩務員試験の流れは以下の通りです。
一次試験
- 体重測定
- 筆記試験(競馬に関する一般的知識)
- 身体測定
- 運動機能検査
二次試験
- 体重測定
- 騎手適性検査
- 性格適性検査
二次試験通過後
二次試験通過後には、身辺調査が行われます。身辺調査にも問題が無いと判断された後に、総合的な結果で合否通知が郵送で送られてきます。(身辺調査は競馬保安組合が行っているものです)
厩務員課程の難易度や合格率について
厩務員課程の難易度は、比較的難しいと言われていて
- 1次試験:20%前後
- 最終的な合格率:5~10%
と、とても簡単とは言えない難易度・合格率という事が分かりますね。
試験には何度も応募する事が可能です
厩務員課程の試験に落ちたからと言って、応募資格がなくなるわけではありません。
応募する条件を満たしていれば、年齢内であれば何度でも受験可能なので、厩務員を目指している方は、落ちてしまったからとあきらめず、何度も挑戦してみましょう!
まとめ
いかがでしたか?
厩務員になるためには、まずJRA厩務員課程に合格する事を目指しましょう!厩務員課程を目指すには、経験や条件があるので、しっかりと条件を満たせる学校や厩舎を選ぶことがとても重要となります。
事前にしっかりと調べてから、学校や厩舎を選ぶようにしましょう!