・ペットショップの1日のスケジュールを知りたい人
・ペットショップの実情を知りたい人
動物と一緒に働けて、知識が無くても働けるペットショップは、動物関係の職業の中でも、人気の高い職業でもあります。
ペットショップでのお仕事は、担当によって1日のスケジュールが変わってきます。ここでは、実際にペットショップで働いていた筆者の体験を元に、ペットショップの中でも、犬・猫販売・トリマー・通常スタッフの3つのコーナーの1日のスケジュールをご紹介いたします。
ペットショップの1日のスケジュールは?
ペットショップ店員の1日のスケジュールは担当やペットショップの規模によってはとてもハードなスケジュールとなります。
とくに、トリマー担当は1日中、カットやシャンプーをしながら接客のお手伝いをしなければいけない体力仕事になります。生体販売担当は、生体の体調チェックやお世話をしながらの接客となりますので、体力や精神力も必要となるお仕事です。
生体販売担当の1日のスケジュール
生体販売担当の1日のスケジュールは主に、生体管理・お世話が1日の大半を占めています。
8:30~10:00
開店時間10時までに生体の体調チェック
展示用ケージの清掃・除菌
生体を展示用ケージに入れ替える
食事を与える
バックヤード用のケージを綺麗に洗う
これらを行います。また、前日体調が悪い子がいたり、様子が気になる子がいる場合はもう少し早い出勤となる事もあります。
10:00~12:00
生体の管理をしながら接客をします。パピーなど、1日に3~4回食事を与えなければいけない生体もいるので、お昼ごろになると、必要な子に2回目の食事を与えます。
12:00~13:00
お客さんなど、店内の様子を見ながらお昼休憩をとります。
13:00~18:00
生体管理や接客
18:00頃になると、夜の食事を与えます。
18:00~19:00
接客をしながら閉店時間19:00までに、少しずつ生体をバックヤードへ入れていきます。
19:00~
閉店後は、今日の販売実績をまとめたり、生体の体調の最終チェックを行います。
帰宅時間は閉店時間からおよそ30分~1時間後となります。
また、接客の合間に
商品(ドッグフードやキャットフード、薬など…)の在庫管理
販売促進物の作成
電話対応
排泄物の掃除
生体のグルーミング(ブラッシングなどの簡単作業)
ワクチン完了済の犬の散歩
などを全て行います。
トリマーの1日のスケジュール
トリマーの1日のスケジュールは以下の通りです。
9:00~10:00
開店までに、機材の準備や1日のカットのスケジュールを確認します。
10:00~12:00
トリミング作業を行います。トリミングがない場合は生体販売の接客のお手伝いを行います。
12:00~13:00
トリミングの予定や、お店の状況を見て休憩をとります。必ずこの時間に休憩がとれる事はほとんどありません。
13:00~19:00
トリミングや接客のお手伝いを行います。また、
トリミングの予約整理
電話対応
トリミング機材のメンテナンス
商品の補充・発注(シャンプーやトリートメントなどのペット美容用品…)
19:00~
閉店後または、1日の予約が終了したら
トリミングスペースの掃除
機材のメンテナンス
1日の売上管理
翌日の予約管理
などを行い帰宅となります。
通常スタッフの1日のスケジュール
販売スペースの通常スタッフの1日は以下の通りです。
9:00~10:00
店内の清掃
商品の補充
商品の陳列
などを、開店時間までに行います。
10:00~12:00
主に接客や商品の補充、陳列を行います。また、ペットが店内でウンチやおしっこをしてしまった場合、その排泄物の処理を行うのもペットショップ店員のお仕事です。
12:00~13:00
多くの場合は交代制で休憩なので、12:00~15:00の間で休憩を交代でとります。
13:00~19:00
閉店時間までは
接客
商品の補充
商品の陳列
販売を促進するための企画を考る・作成する
店内清掃
などを行います。
19:00~
閉店後は1日の実績をまとめたり、ミーティングを行う事もあります。
まとめ
いかがでしたか?
ペットショップの1日のスケジュールは、担当する事によって大きく変わりますが、基本的には接客や生体の管理となります。
命を扱う重大なお仕事で、立ちっぱなしの仕事になります。体力的・身体的にもつらさを感じる店員さんも多い仕事ではありますが、その分やりがいを感じられるお仕事でもあります!