酪農家の活躍の場とは?就職先の種類を紹介

酪農家の活躍の場といえば牧場です。牧場には、観光牧場や放牧をおこなう牧場、育成牧場などいくつかの種類があります。また経営のスタイルや、牛の管理方法は牧場によりけりです。

就職活動にあたっては、あらかじめ興味を惹かれた牧場を見学することが望ましいでしょう。家畜人工授精師の資格を持っていると、さらに活躍の場の拡大が期待できます。

この記事はこんな人向け!
・酪農家になりたい人
・酪農家の就職先を知りたい人
・まだ知らない職業を知りたい人

酪農家はどこで活躍できる?

酪農家の活躍の場には、どのような種類があるのかをそれぞれ解説していきます。

牧場にはどんな種類がある?

酪農家の就職先の代表格といえば、牧場でしょう。ひとくちに牧場とはいっても、種類はさまざまです。

もっとも思い浮かびやすいのは、観光牧場でしょう。観光牧場は動物とのふれあいを観光客に提供する牧場です。このほか放牧をおこなう牧場もありますが、こちらは少数派といえます。

経営スタイルの観点では、家族経営と企業経営の2種類が代表的でしょう。また牛舎の種類や搾乳方法など、牛の管理方法も牧場ごとで異なります。できるだけ就職活動の前に、気になる牧場を見学しておくとよいでしょう。

子牛のお世話が好きなら育成牧場も検討

育成牧場とは、酪農家から預かった育成牛を育てる、育成専用の牧場です。生後2ヵ月~18ヵ月頃までの牛が育成牛にあたります。生後1週間ほどの子牛を受け入れている育成牧場もありますが、生後5ヵ月~6ヵ月頃から入牧するのが一般的です。育成牛は2年ほど預かり、搾乳ができるまで育ったら、もとの酪農家にお返しします。

酪農の業務のなかでも、子牛のお世話に特に関心がある場合は、育成牧場への就職を検討するのもよいでしょう。

家畜人工授精師の資格で活躍の場が拡大

家畜人工授精師は、牛の人工授精や受精卵の移植をおこなうために必要な国家資格です。家畜人工授精師の資格があることで、牧場だけではなく農協や家畜診療所でも活躍できる可能性があります。

農協とは、農業協同組合の通称です。JAよも呼ばれ、営農の指導や農畜産物の共同販売など、農家のサポート役を担います。

家畜診療所は、牛の手術や繁殖健診、ワクチン接種といった一般的な診療のほか、人工授精や受精卵移植をおこなう施設です。人工授精や受精卵移植は、乳牛の飼育数や生乳の生産量の管理にかかせません。家畜人工授精師の資格取得で、酪農に貢献できる幅がぐっと広がるでしょう。

酪農家の活躍の場についてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。日常的な牛のお世話だけでなく、繁殖の管理など、酪農の仕事は多岐にわたりどれも奥深いものです。進路に迷った時には、酪農の仕事の中でも特に関心のある分野に近しい牧場を目指すのも、一つの方法でしょう。