・水族館飼育員の年収について知りたい人
・水族館関連の仕事を知りたい人
「水族館の飼育員になりたい」と憧れている人は多いと思います。
我が家の長女も昔「イルカの飼育員になりたい」と進路を二人で考えていたものです。
その時に調べた情報をもとに、水族館飼育員の年収についてご紹介します。
平均年収は?
水族館飼育員の平均年収は255万円~274万円です。
「水族館飼育員って人気の職業なのに?」「水族館飼育員って重労働じゃないの?」と年収の安さに驚いた人も多いと思います。
数年働いたら年収は変わるのでしょうか?。
条件や年齢、地域によって年収の差はあるのでしょうか?
公営・民間の差
水族館は公営の水族館と民間経営の水族館飼に分かれます。
- 公営の水族館スタッフ年収⇒288万円~800万円
- 民間の水族館スタッフ年収⇒200万円~400万円
公営の水族館は国や県、市が経営しているので、水族館飼育員は公務員となります。
もちろん一般公務員試験に合格しなければなりません。
その上、公務員なので異動(転勤)がある可能性があり、飼育員から外れることも考えられるのです。
もちろん、公務員なので地方によっても年収は異なります。
しかし、最近では公営の水族館が民間に経営を委託したり、財団法人や第三セクターで運営したりする事があるので、今後も公務員として勤務できるかどうかは注意が必要です。
民間の水族館飼育員では、初任給や昇級は公営の水族館より低いところが多いです。
しかし、民間の水族館と一口に言っても年収の幅はかなりあり、業績が良い水族館だと年収は良くなります。
個人的に業績や功績を認められれば、評価され賞与や年収がアップすることがあります。
安定を求めるのであれば公営の水族館、実績や行動の評価を得て昇進を希望するのであれば民間の水族館が適しているのかもしれません。
年齢ごとの年収
求人情報などから算出した推定年収を見てみると
- 30代の年収⇒209万円~
- 40代の年収⇒268万円~
- 50代の年収⇒322万円~
(あくまでも予測のためご自身で判断願います)
決して、高い年収ではないことが分かります。
水族館飼育員が人気の理由は年収ではなく、やりがいにあるのです。
管理職になると、年収は上がりますが飼育員の仕事では無くなります。
地域別の年収
地域によって、年収は異なります。
公立の水族館は地方公務員の給与が地方によって異なるので当然ですが、民間の水族館でも地域によって違いがあるのです。
- 東京 ⇒375万円
- 大阪 ⇒322万円
- 愛知 ⇒295万円
- 福岡 ⇒268万円
- 北海道⇒241万円
- 沖縄 ⇒214万円
やはり、都心部の水族館飼育員の年収が高い傾向にあります。
水族館飼育員は重労働で勤務時間も動物相手なので休日出勤も泊まり込みもあるかもしれません。
水族館飼育員の年収は決して良い方ではないと思います。
しかし、水族館飼育員の求人が出ると高倍率の応募があるのは、年収よりも「やりがい」に情熱を感じているからです。
まとめ
水族館飼育員の年収をご紹介しました。
- 平均年収は255万円~274万円
- 公営の水族館飼育員は一般公務員となり公務員の年収になる。
- 民間の水族館飼育員は業績や実績を認められて年収に反映することがある。
- 年齢が上がり管理職になると年収は上がるか、飼育員の仕事ではなくなる。
- 地域別でも年収に差が出る。
- 水族館飼育員は年収よりも「やりがい」に情熱を感じる。
この記事をお読みいただいて、水族館飼育員になりたい方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。