・酪農家に独学でなろうと考えている人
・動物と関わる仕事を知りたい人
・将来酪農家になったらどんな生活になるんだろう…でも独学でなれるのかな?
・酪農家になる選択肢も考えてるけど、学校に通わないといけないのか、独学でなれるのか分からない。
そんな風に漠然と将来酪農家になることを考えている方もいらっしゃることでしょう。
この記事では、酪農家という少し特殊な職業に、はたして独学でなれるのか、なれないのかについて解説していきます。
酪農家になる方法
酪農家は独学でなれるのか、という点についてですが高校卒業後、すぐに酪農家先へ就職すれば、独学でなれるといえるでしょう。
しかし、全くの知識がない状態からでは独り立ちするのには時間もかかってしまう面もあります。
まずは酪農家になる方法2選について触れていきます。
専門学校・短大・4年制大学に行ってから酪農家デビューする
基礎知識を学校などに通って得てから酪農家へ就職するという方法がまずあります。
この場合、時間とお金はかかりますが、一定の基礎知識を身につけた上でなれるのでいざ働き出した後でもギャップを感じる事が少なく、長く働ける可能性があります。
高校を卒業してすぐ酪農家先で働く
もう一つは、高校卒業後、すぐに酪農家先に就職して働くという方法です。
この場合は未経験の状態で行くことになるので、就職先の人々に色々教えられながら独学で知識を得ていくことになります。
本当に全くの未経験状態で就職してしまうと「こんなはずでは…」「これは無理だ…」などと思ってしまうリスクもあるので、しっかり研究した上で職業選択しましょう。
酪農家の働き方について
実際に酪農家として働いたときに、どんな日々をすごすことになるのかをご紹介します。
酪農家の1日
5:30 まだ暗い中起床
6:00~8:00 えさやり 牛舎掃除
8:10~9:00 搾乳
10:30 牧草収穫・牛の体調チェック後、休憩
15:30 業務再開 えさやり 子うしへの哺乳
18:00 搾乳開始
19:30 搾乳終了
20:00 前作業終了・帰宅
このように、朝は早く、夜も遅めですが日中の自由時間が割と多いのが酪農家の特徴です。
自由時間に何をするのかによって充実度も変わってきそうですね。
お休みについて
酪農家として、フル勤務する場合は1日全くなにも仕事をしなくて良い日を持つ事は少々難しいようです。
月の中で本当に休みと言える日は「1日」という職場もまだまだ多い業界です。
酪農家がほどよく休めるようにヘルパーを雇っている就業先もありますが、まだまだ「労働=美徳」と言われている業界ではあるのがネックですね。
まとめ
やりがいもたくさんありますが、その分拘束時間が長かったり、朝も早く・夜も遅い業界です。
自分がどこまで長期にわたって酪農家として働けるのか?について検討した上で職業選択しましょう。