・動物看護師と似た職業を知りたい人
・ペット業界への就職を考えている人
動物看護師に似ている職種には、「ペット看護師」「動物介護士」の2つがあります。この2つには、動物看護師とは少し違う点があります。あなたが目指しているのはどれなのか再確認してみましょう。
今回は3つのお仕事のその違いについてお話したいと思います。気になる方は是非参考にしてみてください。
目次
動物看護師・ペット看護師・動物介護士のお仕事について
では、それぞれそのような仕事内容になるのでしょうか?お仕事内容を見ていきましょう。
動物看護師のお仕事内容
動物看護師は、基本的には以下のようなお仕事内容となります。
- 診察・処置・手術のサポート
- 検査機器などを使った臨床検査
- 処方薬の準備と分包(獣医師の指示のもと)
- 入院中の動物のお世話(食事・ケージの掃除・排泄物の送辞・投薬・健康チェックなど…)
- 受付、電話対応(飼い主への対応)
- しつけ、飼育アドバイス
- 病院内の清掃や消耗品補充
など…
主に、獣医師のサポートとして活躍する職種です。
動物看護師が現場では実際にどのようにサポートしているのか?動物看護師が経験した現場での物語をリアルに紹介している書籍も面白いので、ぜひご覧ください。
ペット看護師のお仕事内容
ペット看護師のお仕事内容は、動物看護師と変わった点はなく、ほぼ同じという認識で良いでしょう。
動物介護士のお仕事内容
動物介護士は、基本的に以下のようなお仕事内容となります。
- 介護対象の動物に合った食事管理
- 排泄のお手伝い
- 問題行動のサポート(認知症など…)
- 寝たきりの動物の体位変換
- リハビリ補助
- 運動の管理
- 飼い主さんへアドバイス、カウンセリング
- グルーミング
- マッサージ
など…
動物介護士は、主に高齢の動物や、高齢ならではの病気を持っている動物、体のどこかが不自由な動物などのサポートを行う職種です。
動物看護師とペット看護師との違いは?
動物看護師と動物介護士の違いは、そもそもの仕事内容が全く違うという事が判明しました。
一方、ペット看護師は動物看護師が行う仕事内容とほぼ同じで、違いが無いように思えます。
では、どのような違いがあるのでしょうか?
認定先の違い
動物看護師とペット看護師の大きな違いは、認定先です。
動物看護師の場合「JCSA(日本キャリア教育技能検定協会)」が認定しています。そしてペット看護師の場合は「JADP(日本能力開発推進協会)」が認定先となります。
JADPの場合は在宅受験ができる講座となっていて、自宅で勉強したいという方が受講している事がほとんどです。
まとめ
いかがでしたか?
動物看護師と動物介護士は、お仕事内容に大きな違いがあります。動物看護師は主に獣医さんのサポート、動物介護士は、高齢になった犬やケガや病気になった犬のサポートがメインとなるお仕事です。
そして、動物看護師とペット看護師違いは、認定先・呼び方の違いのみで、仕事内容やお給料などに大きな違いは無いことが分かりました。
また、動物看護師・ペット看護師の専門学校に入学している方は、認定動物看護師試験という、より信頼が高いと言われている試験の受験資格があります。
動物に携わるお仕事は、どのような職種でも責任重大となりますので、しっかりと知識を身に着けておきましょう!
